作業療法学科31期生 2年生の陶芸作品がようやく焼き上がりました。完成まで遠い道のりでした。その理由は、電気窯で電力不足にならないようにと思い、また、いろいろこだわる陶芸仙人の考えに従った結果です。
こだわりのある陶芸家は、満月の日に本焼きをするそうです。満月の日に焼き上げた作品とそうでない作品を見くらべました。やはり満月の日の本焼き作品は光沢・色つやが良く、驚きですね。
それで、今回は1月の初めの新月の日、1月12日土曜日、早朝から焼きました。結果は満月の日と同じくらいに良くできあがりました。嬉しいですね。
「トンボさん」の絵の入った小鉢、ブタの形をした小物入れなど可愛いですよ。それぞれの熱い思いで描かれた作品です。
焼き上がったのは、土曜の夜7時ごろでした。温度を1250~1275℃に保持し、1時間微調整しながら長時間の窯番をしました。釉薬がきれいなガラス質になる温度です。
次回、満月の日に焼きます。楽しみです。電力不足と時間を気にして、焼き上げるのでタイミングを逃さないようにしたいと思います。愛しい学生さんの作品が美しく、満足のいく作品になりますように・・・。
投稿者:nohara