作業療法学科

作業療法学科長
三澤 一登

「個性を生かせる人になろう」

作業療法は、人を元気にするだけでなく周辺の環境も変えることができる治療法です。また、作業療法士は手段として手を用いるが、実は脳に働きかけており「こころ」と「からだ」の両面から治療するスペシャリストです。その原点は、古代より人は「道具を使い」「火を扱う」ことで新しいものを創造し続けたことで進化してきました。私たちは、日常の生活において自身の手と足を使い、道具を使いこなすことで快適な生活が保障されます。1人の作業療法士として、「目に見える障害(からだ)と見えない障害(こころ)がある」「人がしていることには意味(メッセージ)がある」「作業は人を元気にする」等のことを臨床と教育の立場から実感している。大切なのは、決して同じ人はいない・人は人によって変わる・変わるときは一瞬で変わります。人の個性を生かし伸ばせられることが作業療法士にとって重要なことです。 日本作業療法士協会理事としての経験をとおして、専門の発達障害領域を中心に障害保健福祉領域に関わり教育・臨床・研究と地域社会貢献に携わっています。医学界は「日進月歩」常に最先端の情報をもとに社会に貢献できる個性を生かせる作業療法士の養成を目指します。

英語・心理学・物理学・化学・統計学・教育学・保健体育など、医療人として大切な一般教養科目を学びます。
解剖学・生理学・運動学・病理学・人間発達学など、医学を学ぶ上で重要な基礎医学と、整形外科・内科・脳神経外科など、専門分野を学ぶ上で必要となる臨床医学を学びます。
身体障害(脳血管疾患)の作業療法・精神障害の作業療法・発達障害の作業療法など、臨床で実際に活用する専門分野の作業療法について学びます。
  • 1年次実習 見学実習(身体障害・精神障害)
  • 2年次実習 検査実習(身体障害)
    評価実習(身体障害、精神障害)
  • 臨床実習 (7週間×3施設:身体障害、精神障害、発達障害、老年期障害)

※上記時間割は一例です。内容が変更になる場合があります。

 
手工芸実習室
 
日常生活実習室
 
 
義肢装具加工実習室
     

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