愛媛十全医療学院 令和2年度 授業要綱 (2、3年生)
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-98-作業療法治療学Ⅲ学科名作業療法学科必修科目科目名(発達障害)区分・授業方法専門・講義,演習単位数実務担当講師三澤一登学年・学期2年生前・後期2〔授業の目的・ねらい〕前半の正常発達及び小児関連評価法を基に対象疾患の障害像を理解する。障害等性に応じた作業療法の実際について知る。子どもに対する作業療法支援技術を学ぶ。1.疾患別及びライフステージ別の作業療法の介入を理解する。2.子どものリハビリテーションを理解する。3.子どもを理解するうえで重要なポイントを理解する。4.障害像をイメージすることができる。5.子どもの将来を予測するうえで重要な子どもの今を適切に把握する。6.対象者の状態に応じた治療目標と課題選択を決定するプロセスを理解する。7.その他子どもと関わる上で重要な心構えについて学ぶ。〔授業概要〕〔教科書〕1.作業療法学ゴールド・マスター・テキスト発達障害と作業療法学メジカルビュー社2.図解作業療法技術ガイド〈第3版〉文光堂〔参考書〕1.作業療法評価法協同医書出版2.脳性麻痺の家庭療育医歯薬出版3.生涯人間発達学三輪書店4.発達障害と作業療法「基礎編」「実践編」三輪書店〔その他〕関連資料の提示〔成績評価の方法〕①期末筆記試験(8割程度)、②課題提出レポート(1割程度)、③出席状況及び受講態度(1割程度)上記の①~③を総合的に判断し成績評価とする。【前期日程概要】①発達障害概論一般的な概念と作業療法士の専門性及び治療手段②脳性麻痺①概論タイプ別正常発達と異常発達DVD鑑賞脳性麻痺児の病態像の把握③脳性麻痺②年齢別ライフステージに沿った課題選択④重度・重複心身障害児⑤症例検討(事例に基づく作業療法士の思考を学ぶ:視点を理解する)タイプ別課題レポートの提出夏季休暇中の課題【後期日程概要】①発達障害概論障害特性②対象疾患①自閉症スペクトラムDVD鑑賞障害像の把握③②注意欠如多動性障害④③重度重複障害児へのアプローチDVD鑑賞障害像の把握⑤④その他対象疾患運動器疾患・内部障害等⑥各障害特性に応じた支援の実際対象児の環境変化に伴う支援のポイント多職種連携⑦知的障害認知特性に応じた支援DVD鑑賞障害特性の把握⑧作業療法士による支援のポイント⑨摂食・嚥下障害アプローチについてDVD鑑賞障害特性の把握⑩まとめ

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