-89-作業療法治療学Ⅰ学科名作業療法学科必修科目科目名(整形疾患)区分・授業方法専門・講義単位数担当講師澤田昌宏学年・学期2年生前期1〔授業の目的・ねらい〕1.整形外科疾患患者の治療・援助に関わる機能解剖を知る。2.骨折,末梢神経損傷、腱損傷その他の外傷患者に対する基本的な評価方法を知る。3.整形外科疾患における外傷の状態・時期に応じた基本的な治療法や援助方法を知る。4.講義を通して対象者の生活障害・活動・参加の制約や障壁を感じ取れるようにする。〔授業概要〕1.整形外科疾患患者の治療・援助に関わる機能解剖(予備学習資料配布)2.治療原則、目標設定、評価法(情報収集、観察触診他)3.運動機能評価(可動性、筋力、知覚機能、浮腫、筋腱機能評価他)4.骨折総論(分類、修復過程、合併症、治療法)5.各論①各時期とアプローチ、手部・前腕骨の骨折6.各論②前腕骨の骨折、上腕骨の骨折、社会参加への支援7.末梢神経損傷、神経の構造と回復、検査法8.保存療法、観血的治療、作業療法アプローチ9.運動再教育、知覚再教育と生活指導10.腱損傷腱の構造と治癒過程、治療法11.腱損傷に対するアプローチ①屈筋腱損傷12.腱損傷に対するアプローチ②伸筋腱、腱板損傷13.熱傷皮膚の構造、熱傷の分類、評価14.熱傷に対するアプローチ15.複合損傷、機能再建他、まとめ〔教科書〕標準作業療法学専門分野身体機能作業療法学第3版編集山口昇、玉垣努(医学書院)〔参考書〕作業療法技術ガイド(文光堂)作業療法士のためのハンドセラピー入門中田真由美(三輪書店)リハ実践テクニックハンドセラピィ(メジカルビュー社)その他ジャーナル等関連する資料を適時配布する〔その他〕授業方法:講義形式(部分演習含む)〔成績評価の方法〕1定期試験の成績2確認テストの成績3授業態度4必要に応じて課す課題90%10%
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