愛媛十全医療学院 令和2年度 授業要綱 (1年生)
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-18-学科名理学・作業必修科目科目名解剖学実習区分・授業方法専門基礎・実習単位数担当講師松田正司・小林直人学年・学期1年生前期1〔授業の目的・ねらい〕・医学の基礎である人体構造を理解する。・人体各部を実際に自らの手で解剖することによって、その構造を立体的に、理解する。・特にリハビリテーション医学で重要な骨、関節、骨格筋とその支配神経を重点的に観察する。・筋の収縮により骨格にどのような力が加わるか?関節はどのように動くのか?等の疑問を持ちながら積極的に実習をする。・各臓器の位置関係と機能を理解する。・解剖実習:解剖学Ⅰ~Ⅱで学んだ項目を実際の御遺体で確認し肉眼での解剖知識の向上をはかる。御遺体に対して敬意の念を持つこと。〔授業概要〕1回黙祷、実習オリエンテーション;皮膚の切開と皮下組織の除去2回黙礼;体幹と四肢の前面・浅層の解剖(示説と各自の部出・観察)3回黙礼;体幹と四肢の前面・深層の解剖、筋と神経を中心として4回黙礼;体幹と四肢の後面(背面)の解剖、筋と神経を中心として5回黙礼;四肢の関節と胸部・腹部の内臓(示説標本を含む)の解剖6回黙礼;関節と内臓の解剖、脳などの示説標本の観察;黙祷と献花〔教科書〕人体系統解剖学吉川文雄著(南山堂)新版からだの地図帳佐藤達夫監修(講談社)〔参考書〕プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系坂井・松村監訳(医学書院)人体解剖カラーアトラス佐藤達夫訳(南江堂)献体坂井建雄著(技術評論社)〔その他〕配布資料、実習室のPCにて資料を提示〔成績評価の方法〕レポート、出席(実習態度を考慮する)

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