愛媛十全医療学院 令和2年度 授業要綱 (1年生)
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-5-学科名理学・作業必修科目科目名統計学区分・授業方法基礎・講義単位数担当講師高橋裕子学年・学期1年生前期1〔授業の目的・ねらい〕本科目では「仮説検定」をはじめとする統計の基礎知識修得を目的とする。例えばリハビリの現場では、介入効果の評価を正確に理解できること、元データから効果を読みとって客観的に説明できることなどが求められる。このため、与えられたデータの比較・関係性把握に必要な知識、および自分でデータを収集する際の注意点などを学ぶ。〔授業概要〕1.統計学の基礎:統計では何を学ぶのか、何ができるのか2.データの要約:基本統計量と可視化、記述統計3.関係を見る・予測する・比較する:相関と因果、はずれ値の扱いと結果への影響4~5.確率基礎と確率分布6.推定:点推定、区間推定、p値7~8.仮説検定:2群のパラメトリック検定、対応あり・対応なし9.中間試験10~11.仮説検定:2群のパラメトリック検定、対応あり・対応なし12.ノンパラメトリック検定13.相関と回帰、ピアソンの順位相関14.多変量解析:単回帰、重回帰、ロジスティック回帰15.期末試験〔教科書〕すぐできる!リハビリテーション統計(改訂第2版):データのみかたから検定・多変量解析まで山本澄子、谷浩明(監修)、勝平純司、下井俊典、窪田聡(著)南江堂〔参考書〕[1]臨床で役立つ!ゼロから学ぶ医学統計能登洋(著)ナツメ社[2]今日から使える医療統計新谷歩(著)医学書院[3]数学Ⅰ(高校教科書)〔その他〕〔成績評価の方法〕中間試験と期末試験で評価する。

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