愛媛十全医療学院平成31年度授業要綱
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-19-学科名理学・作業必修科目科目名生理学Ⅰ区分専門基礎分野単位数担当者講師高久保文恵学年・学期1年生前・後期2〔授業の目的・ねらい〕医療に携わる者として基本的に理解しておかねばならない体の生理機能について学ぶ。授業の目的は、①各細胞、組織、器官の生理学的機能の理解力、②それらがどのように統合、協調し、人体の生理機能を調節しているかの理解力、③教科書に書かれてある事実を覚えるだけでなく、『生理学』の考え方、機能の捉え方にふれ、将来の未知の現象に出会った場合に対処できる能力、の養成である。〔授業概要〕・血液(成分、免疫、血液型、血液凝固)・心臓(興奮伝達、自律神経による調節、心電図)・循環(血管、特殊部位の循環、循環調節)・呼吸(呼吸運動、肺容量、呼吸力学、ガス運搬、呼吸運動調節)・消化と吸収(消化管運動、消化液分泌、消化管ホルモン、食物の分解と吸収)・内分泌(生合成、分泌調節、視床下部・下垂体、副腎髄質・皮質、甲状腺、膵臓、カルシウム代謝、性ホルモン)・生殖(女性生殖生理、男性生殖生理)・腎機能(糸球体濾過、尿細管再吸収・分泌、腎機能評価・クリアランス、体液量調節)・酸塩基平衡(緩衝作用、平衡異常)・日常の生理学(栄養素の代謝、エネルギー代謝、体温、サーカディアンリズム)〔教科書〕生理学テキスト第8版大地睦男著(文光堂)(2017年)〔参考書〕プリント等〔その他〕授業ではDVDも使用し、理解を深める。〔成績評価の方法〕期末試験、授業態度、出席

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