愛媛十全医療学院 平成29年度 授業要綱
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-63-学科名理学療法学科必修科目科目名装具学区分専門分野単位数担当者講師 石田 裕也学年・学期2年生 前期2〔授業の目的・ねらい〕装具は古くから整形外科の保存療法の有力な手段として、また最近ではリハビリテーション医学の領域で非常に重要な位置を占めている。しかし、必ずしも体系化されていない。その理由として、疾患と機能障害と装具のデザイン・材料・機能との対応が画一的でなく、複雑かつ機能的なものでなくてはならないからである。この点が義肢学との違いである。本講義では疾患に対する画一的な装具処方に留まらず、あくまでも「障害」に対してどのような装具を考えるかということを養っていきたい。また、単に装具学の知識だけでなく、基礎医学・臨床医学との関連を強調して進行していきたい。〔授業概要〕1:装具学概論(歴史・分類・名称・支給過程・処方等)2:装具における基本的バイオメカニクス3:下肢装具(靴型装具・長下肢装具・短下肢装具・免荷装具)4:下肢装具実習5:体幹装具(頸椎・体幹)6:体幹装具実習7:上肢装具・スプリント8:代表的な疾患別装具9:試験〔教科書〕義肢装具のチェックポイント(医学書院)〔参考書〕適宜資料配付〔その他〕〔成績評価の方法〕期末試験

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