愛媛十全医療学院 平成29年度 授業要綱
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-55-学科名理学療法学科必修科目科目名理学療法技術論Ⅰ区分専門分野単位数担当者講師 土居 誠治学年・学期2年生 前・後期1〔授業の目的・ねらい〕前期では、1年次に学習した基礎医学の知識をもとに、バイタルサインや筋力増強運動、関節可動域運動、基本的動作訓練などの基本手技を習得することを目的とする。後期では正常歩行、異常歩行、基本的動作に関する知識を習得し実際に観察、分析して文章にて表現できるようになる。また、動作分析機器を使った実習により運動力学的な観点から歩行、基本的動作を分析できるようになることを目的とする。ペーパーペイシェントを実施し、レポート作成能力を養う。理学療法領域における研究方法論について学習し、グループにて研究発表を実施し、研究法の基礎を習得することを目的とする。〔授業概要〕【前期】【後期】・VitalSign・アライメント、正常・異常歩行、基本的動作(1)脈拍(2)血圧(3)呼吸(4)体温(5)実技に関する講義(座学)・意識レベル、訓練施行基準、生化学検査について・ビデオによる歩行分析・筋力増強運動(1)萎縮と肥大・正常歩行の分析(2)筋張力(3)筋収縮のタイプと運動療法の適応・異常歩行の分析(4)負荷、回数、訓練時間、運動形態の選択・関節可動域運動・基本的動作の分析(1)関節拘縮について(2)関節可動域運動に必要な運動学・3次元動作解析装置・表面筋電計を使った実習(3)拘縮に対する理学療法(4)実技・レポート発表・骨のランドマークの触診・基本的動作訓練・研究法について・評価から治療における考え方(1)臨床研究とEBM・EBPTについて・試験(実技・筆記)(2)臨床研究の流れ(3)PICO、FINERに基づいた研究題目の設定(4)シングルケースデザイン(5)統計学について(6)パワーポイントの作り方・ペーパーペイシェント・筆記試験〔教科書〕講義時に資料を配付する〔参考書〕〔その他〕〔成績評価の方法〕試験(筆記・実技)、レポート、出席状況、授業態度を総合的に評価する

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