愛媛十全医療学院 平成29年度 授業要綱
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-6-学科名理学・作業必修科目科目名コミュニケーション講座(手 話)区分基礎分野単位数担当者講師 上場 ゆり学年・学期1年生 前期1〔授業の目的・ねらい〕聴覚障害者のコミュニケーション手段は、障害の程度により様々ありますが、その中で、手話を第一言語として使用している聞こえない人たち(以下ろう者で標記)がいます。この講義では、手話や、ろう者の抱える問題を学習することにより、社会を構成する様々な立場の人々に目を向けることができるようになることを目標とします。特に、「手話」を取得することにより、簡単な日常会話できるようにします。〔授業概要〕1.実技:身振りで伝える/講義:「聴覚障害」とコミュニケーション手段2.実技:あいさつ・名前の表現(指文字・手話)3.実技:趣味の表現・問いかけの表現/講義:手話の特徴(ろう者の歴史から)4.実技:家族・仕事に関する表現5.実技:数・時の表現6.実技:グループワーク(ろう体験)/講義:ろう者の生活で困ること7.実技:地域名を表す手話(都道府県・愛媛県内市町など)8.実技:天気・乗り物に関する手話/講義:ろう者が求めてきたこと(ろうあ運動)9.実技:買い物とお金に関する表現/講義:聴覚障がい者の情報保障10.実技:災害に関する表現/講義:ろう者と防災11.実技:会話でよく使う手話表現①12.実技:会話でよく使う手話表現②13.実技:グループワーク(手話で発表)14.試験:(手話読み取り試験)15.実技:まとめ/講義:ろう者と医療について*授業内容は、理解度を参考にしながら進めるため、上記計画を若干変更する場合があります。〔教科書〕・今すぐはじめる手話テキスト聴さんと学ぼう「一般財団法人全日本聾唖連盟」発行〔参考書〕・私たちの手話学習事典「一般財団法人全日本聾唖連盟」発行〔その他〕・手話は、ろう者が生きるために創り出したコミュニケーション手段であることを理解し、真摯な取組みを期待します。〔成績評価の方法〕13回目のグループは発表(2割)、14回目手話読み取り試験(8割)で評価します。

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